2010年03月01日

早川酒造さん訪問記

ここ三重県には、他の地方に引けを取らない優れた日本酒が
たくさんあるということは、ご存知の方はよくご存知だと思います。
すでに全国的に名前の売れている蔵元も少なくありません。

しかし中には、特にこの北勢地区で、地元の私たちですら
あまりよく知らなかった、という蔵元もあります。
そんな蔵元のひとつに、今日はお邪魔しました。

suzukasanmyaku.jpg hayakawa-genkan.jpg

鈴鹿山脈の麓に抱かれた菰野町にある、町内唯一の『早川酒造』さんです。
『早春』というブランドのお酒を造っています。



とにかく小さい蔵です。正従業員はご夫婦+息子さんだけ、
この3人でお酒を造っています。
年間製造量は120石です。
1石=一升壜(1.8L)×100本分ですから、
年間で一升壜でザッと1万2千本です。

もひとつピンときませんか?
ちなみに現在、日本酒の最大手のメーカーで、だいたい30〜40万石くらいですから、
それから比べると120石が如何に小さいかがよく分かると思います。

もちろん生産規模の大小と、できるお酒の良し悪しとは、直接関係はありませんが、
こちらの蔵元は造るお酒のすべてが「純米酒」ですので、
そういう手間隙かかるお酒に特化しようとすると、
なかなか大きな規模ではしづらいものなのです。



洗米・蒸米・麹造り・仕込み・上槽と、それぞれの段階を見せていただきましたが、
全体的に共通して言えることは、
生産規模が小さい分、細かなところまで目が行き届き、気を遣うことが出来る
ということです。
そして各所に、この蔵元ならではのこだわりが散りばめられているのです。

hayakawa-musimaiki.jpg hayakawa-koujimuro.jpg
蒸米                 麹室

hayakawa-moromitank.jpg hayakawa-hukurosibori.jpg
仕込みタンク            上槽



最近では東京方面からの問い合わせもぼつぼつとあり、
既に取り扱っておられる酒販店さんでは、かなり高い評判が
上がっているとのことなので、ひょっとすると一気にブレイクする
ということもあるかもしれません。

ただ地元の人間としては、有名になろうがなるまいが、
変わることなく美味しいお酒を造り続けていって欲しいと思います。

hayakawaoyako.jpg

近日中に当店にも入荷予定です。どうぞお楽しみに!


*** リカーパークまるち蔵 ***
〒510-0087 三重県四日市市西新地17−4
TEL:059-351-1477
MAIL:multi@m6.cty-net.ne.jp
posted by まるち蔵 at 00:07| Comment(0) | 日本酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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